1956-04-30 第24回国会 衆議院 法務委員会 第28号
まさに法華経の真の布教によって現在皆さんが集まってき、この集まることに、いろいろの既成教団からも、たとえば先ほど申し上げましたように日蓮宗から破門するという−門人でないものを破門という言葉自体がおかしいのであります。そういうことまでも宣伝をされるということは、私どもは全くこれは何かの宿命が私どもに課せられているのだということは反省ざんげを常にしておるわけでございます。
まさに法華経の真の布教によって現在皆さんが集まってき、この集まることに、いろいろの既成教団からも、たとえば先ほど申し上げましたように日蓮宗から破門するという−門人でないものを破門という言葉自体がおかしいのであります。そういうことまでも宣伝をされるということは、私どもは全くこれは何かの宿命が私どもに課せられているのだということは反省ざんげを常にしておるわけでございます。
いわゆる慣習上呼ばれておりまする既成教団でなく、新興教団の範疇にあるものと思いまするが、今日の私の立場は、いわゆる新興教団、他の教団と寄り寄り協議をいたしておりまするが、その全部の代表という立場は持つておりません、少くとも私の申上げますることは、いわゆる新興教団の人たちの考えに遠くないということは言えると自信しております。
この運営を誤りますならば、既成教団の利益のみ擁護して行く法案であるというように誤解を買い、また新しく興るところの宗教の圧迫法案であるというようなおそれを抱くに至るであろうと思う、憲法の信教自由の精神に反することだと思いますから、この点重々慎重の上にも慎重を期した御人選を願いたいと思うのであります。